うね乃とは

おだしのうね乃は、明治36年(1903年)創業。
余計なものを加えず、選びぬいた素材だけを使い、職人たちが昔ながらの製法で、手間ひまかけて、ていねいに製造しています。

明治から4代続く歴史

おだしのうね乃は、明治36年(1903年)に滋賀県にて米・乾物店として生まれました。
2代目は乾物を主力に京都へ進出。削り節の加工に心血を注ぎ、社寺御用達を目指しました。
3代目は時代の変化に合わせ新しい商品を開発。
いち早く「だしパック」や「京のだし」を生み出しました。

そして今は4代目。料亭や社寺への卸事業に加え、個人のお客様への販売を強化し、歴史を受け継ぎながら、進化を続けています。

こだわりの素材

国産の厳選素材を、生産者と深く関わりながら調達。
こだわりの素材鰹は鹿児島、昆布は利尻島。原材料の仕入れには必ず産地に出向き、漁師や加工職人と一緒に材料を調達します。

また、「緑のじん」をつくる野菜は、滋賀のうねの農園で生産。うね乃の社員が田植えや収穫にも参加しています。生産者との深いつながりや、長年の信頼関係がうね乃の品質を支えています。

こだわりの製法

昔ながらの製法。手間ひまかけて、自社工場生産

うね乃の自社工場では、先々代から愛用してきた5台の削り器による、古式製法を受け継いでいます。
節ごとの個体差を見極めながら丁寧に削り上げる、職人の技。習得に10年はかかる職人の知識と技が、素材の良さを最大限に引き出します。
この食感、香味、そして深い味わいは、手削りだからこそ生み出されるものなのです。

おだしのことを、
多くの皆様へ

うね乃が目指すのは、ほんものの「おだし」をみなさまにお届けすること。
おだしの魅力を伝えることはもちろん、お客様の立場に立って、時代の変化に寄り添いながら、うね乃ならではの「おだしのある暮らし」を提案し続けていきます。

次の世代のことを
考えたものづくり

古来から日本人が受け継いできた「おだし」。この貴重な文化を次の世代へと引き継いでいくと同時に、商品そのものから生産背景に至るまで、次の世代によりよい環境を引き継げることを目指したものづくりを行います。

 

うね乃の取り組み

  • HACCP

    HACCP(ハサップ)とは、Hazard Analysis(危害分析) and Critical Control Points(重要管理点)の略で、食品の製造工程において発生する危害を分析し、その危害を抑え込む方法を決め、その方法を継続的にチェックすることで、安全な食品を作り出そうとするものです。うね乃では、2020年に水産HACCPの認定を受けました。自社でルール作りを行い、自社が管理すべき工程を自分たちで常日頃考え、確認、そして実践しています。製法や道具に定めは無く、「人」の管理を目的とし、製造に関してや衛生面など、働いている人の意識向上も期待できます。

  • ALLOCARING

    母親や実親ではない人々が子育てをすることをALLOMOTHERING(アロマザリング)、ALLOCARING(アロケアリング)といいます。
    うね乃では、さまざまな課題を自分ごととして受け止め、繋がり包み込み、人類という大きなひとつの家族としてみんなで子どもや若者を育み支えていく『ALLOCARING アロケアリング』が可能な社会を目指していきます。
    雇用と子育てはとても似ています。人生のなかでの大きな意義となる『働く』ということ。たくさんの時間を費やす働く場所は、若者にとっていろいろな人と有機的に繋がる場となります。ALLOUNENO(アロウネノ)は、アロケアリングの考えから、若者たちをみんなで育み支えていく居場所を目指してコロナのパンデミックの中、2021年12月につくられました。まだまだ手探りで、奮闘する毎日ですが、楽しく柔軟に、みんなでわいわいがやがやと、夢の実現に向かって進んでいきたいと思います。

会社概要

社名
うね乃 株式会社
本社所在地
〒601-8461 京都市南区唐橋門脇町4
電話番号
075-671-2121
FAX番号
075-671-5345
URL
https://www.odashi.com/
E-mailアドレス
order@odashi.com
代表者取締役
社長 釆野 元英
創業
明治36年
主要取扱商品
枯本節削り・出汁削り・だしパック・液体だし 他
所属団体
全国削節協会・公益社団法人 京都府物産協会